懸垂幕と垂れ幕と言えば、これを垂れ幕と呼んでよいのかは分からないが
鎌倉幕府初代将軍、源頼朝の墓である。
近くには白旗神社もあり
墓へと続く階段は白旗がたなびいている。
その昔、源氏と平氏が争っていた時代に
どちらか味方か区別が付かないため
紅白の旗を立てて
お互いを認識し合ったとそうだ。
今現在でも「紅白歌合戦」など
紅白で二つの陣営に分けて競うという習慣が
日本には伝統としてあったんだと思うと興味深い。
白旗は「降参」の意味かと思っていたが
それは西洋でのことらしく
日本の中世では
源氏方が白、平氏方が赤
というカラーで区分され
源平最期の決戦の地である壇ノ浦では
敗れ去った平氏一門を弔う神社があり
やはり赤一色であった。
色というものは不思議なもので
いろいろなイメージがわく。
それを旗や垂れ幕などに利用することによって
様々な効果が発揮でき
色と生地のコラボレーションによって
不思議な空間が生まれるように思う。