紅白幕の思い出
垂れ幕・懸垂幕と言えば某大手量販店に勤めていた頃
「安売り店」イメージで売ろうとしていた店長と
「高級志向」に転向しようとしていた本部とで
しばしば「紅白幕」の使い方でもめたものです。
特に期末の「最終処分セール」のときなど
「紅白幕」がついていれば
大して安くなくてもなんとなく底値っぽくって
なかなか効果的なのですが
店は味をしめて、なんでもないときでも
紅白幕をつけたがるのですね。
「最近のお客さまは、ほしくないものは
タダでもほしくないんだし
商品価値を高める訴求に紅白幕はむかない」と
本部の人間は紅白幕に難色を示します。
で、純朴頑健な店長としては
「では、オシャレな紅白幕ならよかろう」と言って
部下たちに
「美しいドレープを強調して、紅白幕をとりつけよ」と
指示したりして、
どの店にもいる「販促物職人」みたいなヒトが
芸術的な紅白幕をつくってみせたりするわけです。
ドレープの一本一本がそれは折り目正しく
この上もなく美しい紅白幕であったことを記憶しています。
でも、やっぱり
あんまり売上は伸びませんでした・・・