垂れ幕―甲子園

 ある高校野球の名門校に長年かけられていた垂れ幕の遍歴について。しばらくの間、垂れ幕や懸垂幕には「めざせ全国制覇」と書かれていた。
 しかし長いこと甲子園に出ていなかったこともあり、そのうに控えめに「めざせ甲子園」と変わった。
 それから少しして甲子園に出場。いいところまで勝ち進んだ。
 すると垂れ幕、今度は「必勝!全国制覇―甲子園」に変わった。
 謙虚なのかそうでないのかよく分からん。久しぶりの出場で何回か勝ったらもう全国制覇が悲願になっちゃった。必勝というのは必ず勝て!ということだから甲子園優勝が至上命令みたいになってしまったではないか。しかもその高校、公立高校である。
 うーん・・・