思い出の垂れ幕
ウチの高校は大阪にある学校の中でも、かなりグラウンドの面積が広い。生徒数が多いのもあるし、校舎の内側にグラウンドがあるような、スタンダードなつくりではなくて、グラウンドだけで独立していたからだ。
体育祭ももちろんそのグラウンドで行われる。うちの体育祭はとても特殊でイベントごとの好きな母校だったので、いろんなアイデアが施されていた。
そのうちの1つとして「垂れ幕」があった。各クラス、8畳くらいの大きさの「垂れ幕」「懸垂幕」を作る。クラスごとに、漢字一文字で体育祭にかける意気込みや結束を表現するとともに、絵でもヤル気を鼓舞する。
毎年ちょっとしたメダマになっていた。
1番印象に残っているのは躍動感のある竜の絵に、「翔」一文字。
戦いに出る私たちの思いがその「垂れ幕」にこめられていた。
高校時代の思い出のひとつになっている。